-苔玉 モスボール-
盆栽で草もの盆栽がありますが、鉢から抜いて苔むしたものなどが水盤に置かれ苔玉ではありませんが一つの小さな世界を醸し出しているものがあります。
そんな小さな世界を観葉植物を苔で包んで糸などで固定し丸く成型した苔玉。
最近、苔を育てて手元に置いて楽しむ方が増えていて小さなテラリウムもしくはビバリウムのような世界が作られています。そんな苔の楽しみ方からなのか、苔玉がまた、ちらほらと見られるようになってきているようです。
当店で製作する苔玉の糸はテグスやナイロン糸ではなくワイヤーを使っています。かつて(今も?)スズランワイヤーと呼んでいたスズランの花でブーケを作るときに使っていたワイヤーで土に植えるとすぐではありませんが徐々に土に還ってゆくようにしています。大きく育った苔玉の観葉植物はそのまま苔などは外さずに新しいお気に入りの鉢に植え替えてあげれば新たな楽しみともなるでしょう。ワイヤーは一年半から二年経つと自然に切れてくることがあります。根がいっぱいになるのとは別に切れたときは植え替えのタイミングになります。
-苔カップ モスカップ-
少しだけ小さな手乗りでカップサイズの苔のスタイルです。今は樹木や観葉植物の種を蒔いて芽が出たところを楽しんでいただいています。芽吹きシリーズとでも言いましょうか。苔むす山林などに行くと苔の中から針葉樹や草花などがいい雰囲気で育っているのを見ると手元で愛でたくなってしまいます(私だけ?)。今は種類を模索中ですがこれからいろいろな種類を見ていただけたらと思います。
こちらは芽吹きものなのである程度育ったら、それぞれを分けて一本にしても良し、そのままカップごと鉢に植えて小さな群落に見立てた世界を作っても良し、楽しみは色々です。
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ベンジャミンゴム ’スターライト’
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ハオルチア<五重塔>
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アスパラガス
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アスパラガス・マコワニー
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グレビレア・ロブスタ
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アジアンタムの仲間
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トキワシノブ
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イヌマキ
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キヅタ