シェフレラ

寒さに強く丈夫!

ウコギ科 Schefflera arboricola
古くから知られる観葉植物でいくつか品種も知られているはこちらは、別名ホンコンカポックもしくはカポックとも呼ばれています。東京都心部では戸外でも冬越ししているのを見かけます。伸びすぎたら半分ほど切りつめても、よほどでない限り芽が出てくるでしょう。
 

ゴムノキ

寒さに強く丈夫!

クワ科 Ficus elastica
古くから知られる観葉植物で、インドゴムノキが正式名称ですがゴムノキといえばこちらのことを指します。大きく育つと樹高も数十メートルとなりますが、伸びすぎたら切り詰めてあげれば背丈を低く育てることもできます。
 

パキラ

良く成長し丈夫な観葉植物。

アオイ科 Pachira aquatica
大きな鉢でも小さな鉢でも大体形は幹の根元がやや太めで幹の先端から芽が伸びています。極端な寒さは駄目ですが、部屋の中であれば問題なく室内の明るい場所であればよく育ちます。ただ、他の植物同様にあまりにも暗い場所では葉が薄くなったりヒョロヒョロと勢い無く伸びるので要注意です。特にパキラは成長が早いので気をつけましょう。
 

サンセベリア

空気浄化植物として有名!

キジカクシ科 Sansevieria trifasciata
室内の空気を浄化することでとても有名になった多肉植物。多くの種類がある中で ’ローレンチ’ や小型タイプの ’ハニー’ がよく育てられています。元々は赤道に近いアフリカの国々の乾燥地帯に分布している植物です。そのため非常に日当たりを好みますが、多くの方が室内の半日陰になる場所に置いて、時折ヒョロヒョロになってしまっているのを見かけます。部屋の中でも直射にならなくてもできるだけ明るい場所においてあげましょう。また、寒さに非常に弱いため、冬場はあまり水は与えないで乾かし気味に育てます。苔の部分がぱさぱさにならないように時々霧吹きで苔だけ湿らせるのは大丈夫です。
 

テーブルヤシ

日陰に強いヤシです

ヤシ科 Chamaedorea elegans
ヤシは大きく育つものが多い中こちらのテーブルヤシは和名のように比較的小型のヤシです。もちろん背丈は伸びていきますがずっしりと太い幹には育ちません。半日陰にも強く室内でもよく育ちます。
気をつけなくてはいけないのはヤシによくあることですが、ワタカイガラムシが付くことがあります。風通しが悪かったり日陰すぎることが原因だったりしますが、もし葉の裏や茎などに綿のような白いものがついたら、ティッシュなどでそっとふき取ってください。早め早めに取っておけば安心です。
将来大きく育ったら鉢を大きくして中型のインテリア植物としても楽しむことができます。
 

フィットニア

葉の模様が美しい

キツネノマゴ科 Fittonia albivenis cv.
白もしくは赤い色の網目模様が葉の葉脈に沿って入る観葉植物。最近は色の部分が広がり網目の目の部分が埋まって白や赤い部分が多くなっている品種が販売されるようになった。半日陰でやや這うように育ちますが日陰すぎるとヒョロヒョロになるので様子を見て置き場所を変えてあげましょう。寒さにとても弱いので、冬場の窓際に置くのは避けます。
伸びすぎたら茎を切って短くすることで形を整えます。また、長く伸びた茎を水に挿してあげると夏場はすぐに根が出てくるのでハイドロボールやセラミスなど水耕栽培用用土に植えてあげても良いでしょう。

ガジュマル

日向から半日陰で育ちます。

クワ科 Ficus microcarpa
大型に育つ樹木で、私が出かける台湾では街路樹や寺院や公園などにも植えられていました。 観葉植物で室内で育っている限りは大木には中々なりませんが、写真のように気根が垂れて、地面に届くと気根は太くなって木を支え、そしてさらに太くなってゆきます。ずっしりとした姿は風格がありカッコいいです。本来は日光が大好きですが、半日陰にも強いので観賞用に昔から使われてきましたが、日陰すぎると葉の厚さが薄くなり成長が悪くなるので、できれば窓際をお勧めいたします。
枝が伸びすぎたら適度に切り、形を整えます。将来植え替えたらがっちりと育てても良いですし、少しずつ大きくしつつ小さな盆栽風にしても面白いかもしれません。
また、いくつかの品種やタイプがありパンダと呼ばれる厚葉でやや丸みのあるものや、通常の葉型だが肉厚で耐寒力のあるものもある。
 

 

フィカス・プミラ

つる性ですがゴムノキの仲間です!

クワ科 Ficus pumila
日本を含むアジア圏に広く分布している、つる性のゴムノキです。販売しているものはグリーンの葉のものと写真の葉に模様のあるものがあります。小さいうちは葉も小さく枝垂れるように育ち、環境や生育具合で印象が変わるのもプミラの特徴です。壁につたい栄養も良い状態だと葉が厚くゴムノキらしい葉になりイチジクほどの大きさの実もつきます。しかし、路地の割れ目など貧栄養の場所では葉が縮み小さくなり伸び方もゆっくりです。どの姿も特徴があって可愛いところから豪快な茂る姿までいろいろな姿を見せてくれる植物です。大きくなったら観葉植物ではなく庭木になってしまいますね。
こちらも、伸びすぎたらカットして形を整えてあげましょう。寒さにも強く丈夫ですが、乾燥させすぎてしまうと水が上がらなくなり枯死してしまうので夏場の蒸れとうっかりの乾かしすぎに注意します。 
 

 

ドラセナ・コンシンネ

葉の細いドラセナで日当たりでは葉がしっかりとまっすぐに育ちます。

キジカクシ科 Dracaena marginata
レインボーやホワイボリーなどいくつかの品種が知られ観葉植物としてミニ観葉から大鉢までそして樹形もまっすぐや枝をまげて動きをつけたものなどもあります。かなり明るい場所が好きで、半日陰に耐えてくれますがあまり半日陰すぎると葉が垂れ下がり葉の枚数も少なくなってしまいます。寒さに弱いので冬の窓際は注意しましょう。

ドラセナ・サンデリアーナ

縁起物で売られている万年竹も有名

キジカクシ科 Dracaena saderiana
上のまっすぐ育ち、葉の無い茎の状態で芽を吹かせて万年竹の名前でも販売されています。上に伸びすぎたら途中で切っても芽が出てきます。切った上部はコップなどに水を入れて挿し木しても根が出て育ちます。