ディフェンバキア

古くから知られる観葉植物。

サトイモ科 Dieffenbachia cv.
かつてはカラーリーフ観葉の代表種で中元期には贈答用にも広く使われていたディフェンバキア。品種も多いが ’カミーラ’ が私の中ではよく知る品種。寒さが苦手だが大きく育てた姿はなかなかのものです。ただ、人によって葉を切った時に出る汁液でかぶれることがあるので注意しまし、手についたら石鹸でよく洗いましょう。

ベビーティアーズ

小さなかわいい葉を茂らせる

イラクサ科 Soleirolia soleirolii
とにかく小さな葉が這って茂り密になるさまがとても人気。涼しいのはよいが寒いのは苦手。また風通しの悪い室内では蒸れて腐ってくることもあるので注意する。土が少ない窓際などの室内装飾に使うこともありよく広がり綺麗。グリーン、ライムグリーン、斑入りと三種類販売されている。
 

ペペロミア

個性的な種の多い観葉植物です。

コショウ科 Peperomia
ペペロミアは多くの種が知られ立性のもの、這性のもの、花に香りのあるもの、葉が大きい種や小さいものなど様々です。半日陰を好み、やや湿度があるほうがいいのですが風通しが悪く蒸れてしまうと、這性のタイプは葉が落葉することがあります。気難しい種もありますが環境に適応もしますので気になった種は育ててみてはいかがでしょう?
 

コルジリネ

観葉植物や切葉として使われ、ハワイでは魔よけの木です。

キジカクシ科 Cordyline cv.
近年はコ・オーストラリスが耐寒力があるため庭木や小さいときはカラーリーフの観葉植物で販売されています。それよりも古くから観葉植物として扱われてきたコルジリネは非常に多くの品種があります。今はどちらかというと切葉で見かけることが多いかもしれません。日本では耐寒力がないため難しですが、ハワイでは家の入口、門などの両側に植えて魔よけとして使われ、フラダンスでは腰に巻く葉物としても利用されています。ただ、切葉ではドラセナと言って流通しているので直してほしいものです。

モンステラ

葉に穴が開き、シルエットがユニークで人気

サトイモ科 Monstera
モンステラは大型に育つ観葉植物で、小さいときは写真のように穴がないので別の植物のようです。モンステラの大型のものも2種、小型のものが1種販売されていますが。ミニよりも大型種の方が場所は取りますが部屋の中で存在感があります。
 

アロカシア

葉に独特の雰囲気があります。

サトイモ科 Alocasia
クワズイモもこの属の植物ですが、その仲間の中で葉の模様が独特です。熱帯感のある植物で寒さに弱いですが雰囲気のよい観葉植物です。ただ、好みが分かれるところです。
 

ノリナ

別名トックリランと呼ばれ独特の形や雰囲気が人気です。

キジカクシ科 Beaucarnea recurvata
根元が膨らみまさしくトックリ状に育つのでトックリラン。蘭の仲間ではありませんが独特の雰囲気で人気があります。小さいものを大きく育てるにはかなりの時間がかかりますが、成長とともにずっしりとした重厚感も出るので長くお付き合いしていただきたい植物です。

ステレオスペルマム

一時期販売されていたが、少なくなってまた、見るようになった。

ノウゼンカズラ科 Radermachera sinica
6寸サイズや尺鉢なども多くみられたが、今はミニ観葉でも見かける。温暖化の影響もあるかもしれませんが東京都心では戸外でも越冬している。枝の先端などは枯れてることもあるが春に枯れているより下から新しく芽が出来る。日陰では葉が落ちることがあり、ノウゼンカズラ科だけあって日当たりを好む。